修理人
2月に入ってめっきり寒くなってきた。
EVOの部品も揃い始めたころなのでしばらくまた工場に入り浸るとするか・・・。
事務所から階段を下りてショールームに行ってみると何やら聞きなれない音が・・・。
「カリカリ・・・ギュリギュリ・・・ゴリゴリ・・・」
ふと天井を見上げてみると、どうやらエアコンから音が出ているらしい?
近くで見てもなんらおかしなところは無い。
まあ、やれば原因も分かるでしょう・・・。
フィルターを外し、直径50cm程のファンを外す・・・現れたモーターユニット!
分・解・分・解・分・解・・・。分けて解くと書いて分解・・・どうでもいい。
蓋をあけ・・・。
中を確認・・・。
原因発見・・・。
異音の原因はこのベアリング・・・。
日頃の過酷なデスクワークのおかげで既に視力も大きく低下・・・。
ベアリングのサイズが読めない・・・62なのか63なのか68なのか・・・読めない・・・。
他の人に聞いたら、正解は62だそうで・・・部品交換。
既に手では回せないこのベアリング、一体何回転くらいしていたのでしょうか?
どうでもいいけど・・・。
さて4日後、新しいベアリングが入荷。
外す。
入れる。
ハイ、交換終了。
お役御免のベアリング、さよなら・・・。
各部、清掃とグリスアップ。
組・立・組・立・組・立、組んで立てると書いて組立・・・組むは分かるが立てる意味がわからない・・・。
この語源を考えた人は何を立てたのか・・・ホントにどうでもいい。
ユニットの完成。
後はコネクターや配線のチェックを行い、元に戻す。
静かです・・・快適です・・・暖かい。
しめて、修理代250円。
業者さんを呼んだら30,000円くらいは取られるでしょう・・・。
ボルトと金属の融合体なら基本原理はなんでも一緒といったところでしょうか・・・。
簡単です。
ハーレーにもこんなモーターが搭載される日がはたして来るのでしょうか・・・。
まあそれはそれで楽しそう。
つづく。
- | 2011年2月11日15時02分 | カテゴリー:サービス カテゴリー:スタッフからのメッセージ |