10年
暦の上では立秋をとうに過ぎております8月18日土曜日。
皆様如何お過ごしでしょうか?本日も蒸し暑うございます、東京は中野区。
中野店では例年によって蚊が大量発生、酷い有り様です。 まだ腕を刺されるのは良いんですがね、顔は本当に勘弁して頂きたいですね、っていうか遠慮して頂きたい。
刺されて嫌な部位ランキングみたいなのがあったらこんな感じになりませんか?
5位:おでこ 掻くと血が出やすい 吹き出物と間違われてプライドに触る
4位:肘 なんか痒いけど、正確に位置が掴みにくいので肘をうにうにしている姿が実に間抜けである。
3位:指と足裏(同率3位) 兎に角痛痒い、痛い+痒いの2弾攻撃で堂々の銅メダル。
2位:唇 ”お前何しとんねん!?”という突っ込みしかでない。 掻けないので唇かんだりするけどイマイチ効果薄い。
1位:耳 何故か知らないけど、耳熱くなる。 掻けば掻く程熱くなる。 意味不明。
如何でしょうか?皆様のランキングは・・・、似たような物ですか?瞼とかどうですか?足の裏とかなかなか刺激的ですよね?それだけで機嫌悪くなりますよね?
そう言えば、明後日からアメリカにてサマーディーラーミーティングに参加して参ります。去年に引き続き今回も参加なのですが、場所がミルウォーキーですか。
何か感慨深い物がありんす、何せ、奇しくも10年前、100周年記念にミルウォーキーに足を運んだ経緯がありまして、そこでアメリカメカニック修業を決意した場所がミルウォーキー。
丁度10年。 という事は、当時22歳かよ!と思ったのは言うまでも無いですね。22歳と言ったらもうアレですよ、駅でうんこ座りとかしてましたからね、携帯とかセルラーとかじゃないですか?ハンパないですよね、セルラー知らない人一杯いますよキット。
10年前ミルウォーキーでデカイ白人のオッサンにブッ飛ばされた事がありましたね~。 「モニターが見えないのでしゃがんでくれ」ッて言ったおっさんに、英語が分からなかった当時、「あうー?まんまー?」とか笑いながら言ったら闘牛みたいに突っ込んできて持ち上げられましたよ。 びっくりしましたね~。
まぁ今はそういう事はちゃんと回避できる大人になりましたが。(笑)
話は変わり、先日社員一行で屋形船に乗って参りました。 料理も美味しかったですが、景観マニアの私はもう景色に夢中でしたね~、という訳で2,3枚ご紹介。 隅田川付近に住んでみたいな~。
時間帯も非常に綺麗に街が彩る時間帯でよろしゅうございます、風流です。
さて!今日の一枚。
“LOVE PSYCHEDELICO”さんの”ABOTT KINNEY”。こちらは非常に素敵ですね。お勧めです。サイケです。 今時はスーパーフライさんに注目集まりますが、昔からサイケデリコさんが好きですが、兎に角英語が上手い!殆どネイティブです。
発音が超絶に上手いので、英語と日本語の比率が50・50の歌詞が非常に面白い。聞いてて楽しいです。お勧めは12曲目、”Have you ever seen the rain?”ですね。私の散歩曲へヴィーロテーションです。
さて、中野店サービス。
なかなか時間がかかったツーリング用モデル専用ミッドコンキット。 やっと完成、なかなか手前味噌ですが、機能的ではあります。 デザインはやはりマシニングで創った物には勝てないでしょうか。
現行の純正リアマスターのクロームは販売していないので、心配だったのですが、メッキ施工して裏返した時点で意外と違和感が無い。(笑)売ってそうです。
実は左側の方が難易度が高い、リンク物はレバー比が入ってくるので、単純にリンクさせるだけでは機能性が失われたりします。 ノーマルの使用感を損なわない様に苦心しました。
極端に理想を貫くと、プライマリーを貫通したリンクが理想ですが、今回のコンセプトの一つにボルトオンのキットで、フットボードにボルトオンで戻せるようにしたい。 という柱がありましたので、貫通工事はあえて避ける必要がありました。
ニテツに乗ってもらいました。(笑) ペダルは左右ともアジャスター装備です。
そこまでしてミッドコン要るか?と聞かれると苦笑いになってしまいますが、そうです、やりたくなったら徹底的にやりたいだけです。 T様には本当に長らくお付き合い頂きました事を何より感謝の言葉しかありません。
前回御紹介致しました、真鍮と鉄の丸棒。 依頼の品製作。 製作という程大袈裟な物ではありませんが・・・。
10㎜の鉄棒を小径化していきます、要求されるのは恐らく推定2ミリ程度。
途中から刃に押し負けて曲がってしまいそうなのでベルトサンダーで手作業。 曲がらない様に細くしていきます。
真鍮の方に切り込みを入れます。
画像が粗いですが、切り込みを更にもう一段。 なかなか細かい作業。
縦にホールを2.2ミリ程度で切削。 あえてセンターはずらしてあります。
写真撮り忘れましたが、2ミリ棒を真鍮材に圧入したかったのですが、細すぎて力をかけられない。(笑) 仕方ないので2.3ミリまでボアを拡大してロウ付け。
ここまで来ると分かりますかね・・・、アレですね。 勝手に色まで縫ってしまいました。
最後にポリッシュをかけて完成、というか依頼はここまで。 ここから色々と続きがあるようです、一体何に使うのやら・・・この”ミニチュアパター”(笑)まぁこういうのは持ちつ持たれつ、また何かあったらこちらも助けて頂きます。 次はアイアンとドライバーだそうです。
芦田の独り言でした。
- | 2012年8月18日19時15分 | カテゴリー:サービス カテゴリー:スタッフからのメッセージ |