スタッフからのメッセージ

5回目

5という数字、何気に大したことのない数字に思えますが、5回連続となるとなかなかの歯ごたえですね。

例えば・・・

好きな女性への5回連続告白。 う~ん、なかなかな大したもんです。 タイ~ホされないように気をつけねばなりません。

5日連続下痢。 う~ん、誰かに恨まれていませんか?

5回連続ジャンケンで負ける。 ま、それはそれですね。

そんな中野店サービス芦田は、この冬5回連続風邪になりまして、どこまで記録を伸ばせるか楽しみです、こんばんは。 

統計学的に電車通勤は風邪を召す確率がかなり跳ね上がるようですね。

まぁ、それを知ったところでどうだという感じですが・・。(笑)

さて、本日は。
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随分久しぶりにエンジンを分解する機会を得ました。 久しぶりなのでよく観察していると・・・。

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ロッカーベースの固定ボルトが変更されています。 ヘックスを使用する為のドリブンは無くなって亜鉛鍍金ではなく黒のコーティングフィニッシュですね。 クロモリ配合のハードマテリアルという訳ではないようです。

当然それほど応力のかからない部分ではあるので、コスト的事情配慮か?と思っていると・・・。

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む、奥の2本はそのまんまですね。 奥の2本は長さが違っていますので、丁度いい物が流用できなかったか、もしくは整備性の追求でセンターのヘックスドリブンを残したかったか? 答えは分かりませんが、特に興味があるわけでもありません。

ロッカーベースの形状も工夫の跡が見られます。 スプリングリテーナーの干渉よけに肉厚がスリム化されていますね。 ノーマルエンジンには無関係ですか。

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ところでこのモーターは新車の0キロ走行、1分ほど回した物を分解した次第です。理由は故障ではなくチューニングです。 興味深いのは、内部はほぼ完全にドライ。 

アッセンブリーの状態でオイルは回っていません、そういった意味で、新車整備時には、エンジンをかける際に最低5分以内は急激な負荷は絶対的に避けるべきだと確信しました。

ちなみに1分回した状態でもオイルはトップエンドまで来ていませんでしたから、安全圏は5分はかたいでしょう。 プッシュロッド途中までは到達していました。

さらに。

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1分回した直後の新品ピストンのトップ。 黒い煤が多少残っています、ファーストアイドル時に発生した物と思われる。 ファーストアイドル時は空燃比が3:1もしくは4:1付近にまで到達する為、非常に”リッチ”な状態になります。

リッチ状態で短時間運転させたのでピストン上では、まるで白いキャンバスに抽象画を書いたように混合気の跡が残りました。

インテークバルブのバルブリセスからエキゾーストに向けて方向性が見られるのは私の気のせいでしょうか?両サイドのスキッシュエリア付近は痕跡が残らないことを考えれば、良好な混合気の乱流が発生して、TDCに近づくに連れて中央付近に混合気が押し戻されている(押し出される?)と考えれるのではないでしょうか。

とは言え、ペントルーフの様な綺麗なスワールやタンブルに匹敵する高次元な過流物ではなく、それに近づけるための試行錯誤されたバスタブ燃焼室であると、どこかで見た覚えがあります。

明日は大事な用事があるというのに、この風邪ではまずいですね・・。 燃焼室を語る前に風邪を治さねばと思う芦田でした。

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