キャリパー比べりゃんせ
最近は頻繁に通勤途中、桜の花びらが舞い散っておりまして、それはもうなかなかの風情豊かさでございます。
日本の四季折々、私の心はいつも春模様・・・否。
それにしても、先日柏店の工場長石川氏が中野店に来ましたが、割と肌寒いにもかかわらず半袖にサロペット(カバーオールみたいなやつ)で元気に登場致しまして。
そりゃもう、ビバ☆常夏だったわけですよ。 わたしゃ思わず「常夏?タイかよ!?」と突っ込んでしまいました。
まぁそんなこともあろうかと、キャリパーについて書いてみます。
N様XR1200に搭載予定のブレンボ製ラジアルマウント4POTキャリパー。 これの凄さを説明しようにも、試したことがないので現在の開設としては何ともです。
驚いたのはこの複雑な構造物に対してワンピース。 ピストン挿入部の切削を見てみたい衝動に駆られます。 しかし、ビレットではなくキャスティングです。
こちらはXR1200ノーマルキャリパー,ニッシン製になります。 言われてみると・・・という感じで日本的な作り込みが見られるような気が致します。
こちらはキャスティングのツーピース構造。 剛性、デザイン性と整備性を追求すればやはりツーピースのビレットに軍配があがるのでしょうか? 他には放熱性、軽量、色々な要素が絡んでいます。 追求していけばキャリパーの深海に引き込まれます。
事情はホイールの形成事情に共通する物があるのかもしれません。 だとすればフォージドキャリパーが最高品質となるのか・・・。 見たことないですね。
こちらは純正キャリパーの古い物。 通称バナナキャリパー、何年まで使われていたか?全然興味がないので、良く分りません。
構造的には非常にシンプルなキャスティングの1POTキャリパー。 既出のブレンボと比べると恐ろしい差ですね。
ブレーキローターを挟むという目的ですが、千差万別です。
飽きてきましたか?
まぁそう仰らず、キャリパー比べりゃんせ。
中野店サービスでした。
- | 2010年4月09日17時16分 | カテゴリー:サービス カテゴリー:スタッフからのメッセージ |