大人たちは今・・・
ついに社民党が政権離脱・・・・
揺れる鳩山内閣・・・・
民主、参院選挙に影響必至か・・・・
このニュースを騒がしている大人たちは結局、本当に僕たちのことを考えてくれているのだろうか?
そんな思いで眺めていたワイドショーのようなニュース。
そんな中飛び込んできたデニス・ホッパーさん死去のニュース。
また一人、偉大な映画人がこの世を去ってしまった。
数々の優れた映画に登場し、その存在感で僕たちを圧倒し続けた名優。
監督としても、芸術家としてもその才能の限りを発揮し、僕らに感動を与え続けてくれた巨匠のひとり。
そして僕らのようなハーレー好きは少なからず影響を与えられたのではないだろうか。
あの映画「Easy Rider」に。
まだ少年だった僕は、レンタルビデオ店で借りたこのアメリカンニューシネマの代表的映画の、
その内容や時代背景について
全く理解できずに、ただ登場する主人公2人に、大人への思いを投影していたのだった。
何の不自由さもなかったくせに、なんとなく窮屈さを感じるよう演じていた僕は、映画の中で、
自由を謳歌する大人の姿に強い憧れを抱いていた。
そして、この映画はバイク=ハーレーは「自由な大人への扉。」として僕という少年の心に深く、
熱くその思いを焼きつけたのだった。
時は経ち、僕も大人の一員として世間から見られるようになり、憧れのハーレーも手に入れた。
だけど、あの頃憧れていた大人に果たしてなったのだろうか。自分自身にそう問いかけながら、
愛車のFLHTCのエンジンに火を入れ、
最近マイブームとなりつつあるナイトクルージングへとバイクを走らせる。
そして、この夜、僕のバイクから流れる曲は、そうあの曲である。
- | 2010年6月01日19時04分 | カテゴリー:お知らせ カテゴリー:スタッフからのメッセージ |